一般演題W AG・被ばく
ZoomミーティングルームA
11:10-11:40
- 当院での被ばく相談の実態調査と改善に向けた取り組み
- 白岡中央総合病院 放射線技術科
- 筆頭演者:遠藤彩花
- 共同研究者: 小林雅樹、石田仁子、戸井田由紀、平澤 真、菰田卓志
- 【目的】2019年7月に医療被ばく低減施設認定を取得した際、被ばく相談の案内を掲示し、被ばく相談に対応できるようにした。またその被ばく相談を科内にフィードバックできるように記録管理を開始した。しかし、2020年度の被ばく相談件数は5件と少数であったため、実態把握をするために科内アンケートを実施した。その際いくつかの問題点があったため改善策を検討した。
【方法】科内アンケートを実施し、問題点を把握した。また、その問題点を改善しその後科内アンケートで効果を確認した。
【結果】被ばく相談の記録管理方法の変更とポスター掲示により相談件数が増加した。また科内勉強会により放射線技師が被ばく相談に対して前向きに取り組めるようになった。
【考察】被ばく相談の回答の質向上に向けて、科内勉強会や情報共有を定期的に行うことで放射線技師の対応力を上げていき、患者が被ばく相談をしやすい環境作りを目指していきたい。