一般演題X 一般撮影B
ZoomミーティングルームA
12:50-14:00
- 移動型X線撮影装置を用いたダイナミック処理の画質検討
- 上尾中央総合病院 放射線技術科
- 筆頭演者:中村亮太
- 共同研究者: 飯干理久、上原雅人、茂木大哉、笹原重治、藤井紀明
- 【目的】移動型]線撮影装置が新規導入された.新規装置では散乱線補正処理(以下、VG)に加え新たにダイナミック処理を用いることが可能となった。本研究では従来装置のグリッドを使用した画像と新装置のVGにダイナミック処理を併用した画像の画質を比較検討した。
【方法】1.胸部模擬腫瘤ファントムを用いて、従来装置のグリッド使用画像と新装置のダイナミック処理を変更した画像を取得.取得した画像における肺野領域のコントラスト・鮮鋭度・粒状度を正規化順位法にて評価した。2.胸部模擬腫瘤ファントムを用いてROC解析を行った。
【結果】1.コントラスト,鮮鋭度では、ダイナミック処理を変更した画像の方が高い順位を示した。2.ダイナミック処理によってROC曲線に差が認められた。
【結語】ダイナミック処理を併用することで画質の向上が示唆された。