一般演題X 一般撮影B
ZoomミーティングルームA
12:50-14:00
- パノラマX線撮影におけるフィルタ処理を用いた視認性向上の検討
- 上尾中央総合病院 放射線技術科
- 筆頭演者:芝野美優
- 共同研究者: 松久保桃佳、菖蒲孝大、芳賀陽菜、佐々木学、藤井紀明
- 【目的】パノラマX線装置導入により撮影画像にAGS(自動濃度強調)フィルタに加え、3種類のAIE(オートイメージエンハンサー)フィルタを用いた処理が可能となった。今回、上記フィルタを用いることで臨床画像の視認性向上が可能か検討した。
【方法】1.歯科金属有り・無し患者の画像に@AGSAAGS+AIEBAGS+AIE HDCAGS+AIE Boostのフィルタ処理を行った。2.物理評価として歯根・歯槽骨部のコントラストノイズ比(CNR)を算出し比較した。3.
1.の画像に対してコントラスト・描出能について正規化順位法により視覚評価を行った。
【結果】CNR・視覚評価共に金属の有無に依らずBが高評価であった。
【結語】AGSフィルタに加え、AIE HDフィルタを組み合わせることで観察部の視認性が向上した。