一般演題[ CT
ZoomミーティングルームA
15:30-16:20
- 3D-DLカメラオートポジショニング機構におけるポジショニング位置と撮影線量の検討
- 埼玉県済生会栗橋病院 放射線技術科
- 筆頭演者:内海将人
- 共同研究者: 志村智裕、栗田幸喜
- 【目的】3D-DLカメラのオートポジショニング機構の特性について検討した。
【方法】2021年2月〜9月に胸部CT、胸部骨盤CTを撮影した患者325人について3D-DLカメラでのオートポジショニング(以下、オートP)と撮影担当者のマニュアルポジショニング(以下、マニュアルP)での方法1、装置回転中心を基準とした再構成画像中心との差方法、CTDIvolについてBMIとの関係を比較した。
【結果】@オートPの方が装置回転中心に近くポジショニングした。A差はなかった。
【考察】@オートPの精度は高い。マニュアルP群には上肢を完全に挙上できない患者も含まれている影響がある。AマニュアルP時はScoutViewを2方向撮影しており、RL方向が基準となるため寝台高さによる影響が少なかったと考える。
【結論】3D-DLカメラのオートPは装置回転中心へのポジショニング精度が高く有用である。