一般演題[ CT
ZoomミーティングルームA
15:30-16:20
- CT装置更新に伴う線量低減の基礎的検討
- 埼玉医科大学病院 中央放射線部
- 筆頭演者:工藤いづみ
- 共同研究者: 遠藤真里、戸矢雅人、河崎浩明、佐々木剛、渡部進一
- 【目的】 SIEMENS社製EmotionからSOMATOM X.citeへCT装置を更新した。そこで、通常検査の線量低減が可能か基礎的検討を行った。
【方法】 再構成関数をEmotionで固定、X.citeは変更させ,検証を行った。その結果から得られた関数を用いて,表示されるCTDIvol数を25〜17mGyの間で変化させ、SD,CNRの値を検討した。
【結果】 CTDIvolが20mGy以上では、Emotionに比べX.citeがSD低値,CNR高値となり、19mGyの時,両装置のSD,CNRともにほぼ一致した。
【考察,結語】 X.citeを用いた時、19mGyで一致したことから検出器の改良などで線量が低減されたと考えられる。このことから通常検査の線量低減の可能性が示唆された。