一般演題T 一般撮影@
ZoomミーティングルームA
8:40-9:10
- フォトタイマを使用した腰椎臥位撮影の検討
- 社会医療法人社団 石心会 さやま総合クリニック コメディカル部放射線室
- 筆頭演者:中川原佳恵、山中美来、
- 共同研究者: 岡田良祐
- 【目的】前年度より腰椎臥位撮影のEIT値を決定し運用している。しかし、EI値の平均値は高く、ばらつきも大きいため、フォトタイマを使用して改善する。
【方法】@ファントムを使用し、フォトタイマの有無において撮影距離と、X線入射点を変化させた際のEI値とmAs値を検討した。A過去のフォトタイマなしで撮影したデータと、フォトタイマを使用して撮影したデータからEI値とmAs値を検討した。
【結果】@フォトタイマありでは撮影距離を変化させた際、距離に応じてmAs値が変化しEI値は変化しなかった。またX線入射点を変化させた際、入射点の変化に応じてEI値、mAs値は共に変化した。AフォトタイマありではEI値の平均値と標準偏差は小さくなった。またmAs値の平均値は小さくなり、標準偏差は大きくなった。
【まとめ】フォトタイマを使用することでEI値の平均値はEIT値に近づき、ばらつきは小さくなった。