一般演題[ CT
ZoomミーティングルームA
15:30-16:20
- 64列CT装置における画像Matrix sizeの違いによる低コントラスト検出能の検討
- 埼玉県済生会栗橋病院 放射線技術科
- 筆頭演者:北川菜穂
- 共同研究者: 志村智裕、栗田幸喜
- 【目的】1024Matrixは高コントラスト領域での空間分解能の向上に有用とされ、画像ノイズの影響が顕著である低コントラスト領域で詳細な検討は少ない。そこで、Matrix
size512,1024の違いによる低コントラスト検出能についてIR法を加味し検討した.。
【方法】低コントラスト・画像均一性ファントムを使用し、Matrix size 512,1024のSD値・NPS・TTF・SPFをFBPとIR法の強度を変化させ検討した。
【結果】FBPはMatrix size の違いでSD値,TTFに変化はないが,、NPSは若干異なり1024MatrixでSPFが向上した。IR法ではMatrix
sizeの違いで画像ノイズの低減効果が異なり物理特性に影響した。
【まとめ】1024Matrixは低コントラスト検出能が向上することが示唆された。また、IR法は特性を理解した上で使用することが必要である。