一般演題U MMG
ZoomミーティングルームA
9:30-10:10
- 乳房X線撮影装置におけるターゲット/フィルタの比較検討
- 上尾中央総合病院 放射線技術科
- 筆頭演者:大束梨子
- 共同研究者: 立野友香、新井かおり、飯泉 隼、飯島 竜、藤井紀明
- 【目的】Agフィルタ搭載乳房X線撮影装置(以下、A)を導入した.Agフィルタの特長を把握するためにRhフィルタ搭載乳房X線撮影装置(以下B)と比較検討を行った。
【方法】@臨床で使用している撮影モードで,PMMAファントムの厚さを30〜60mmまで変更しAEC撮影。A @で取得した撮影条件でターゲットを固定し、各装置に表示される平均乳腺線量(以下、AGD)を記録。B
Aと同条件においてデジタルマンモグラフィ品質管理マニュアルをもとにCNRを算出。
【結果】 AGDは、装置AがBより30mmで14.9%,40mmで15.0%,50mmで7.9%,60mmで8.6%低値を示した。CNRは,装置AがBより30mmで23.9%、40mmで12.3%,50mmで18.1%,60mmで16.9%高値を示した。
【結語】Agフィルタにより低AGD,高CNRの画像が取得出来ることが示唆された。