一般演題U MMG
ZoomミーティングルームA
9:30-10:10
- 品質管理の測定値比較より検討したマンモグラフィ検査環境の整備
- 社会医療法人社団 石心会 さやま総合クリニック コメディカル部放射線室
- 筆頭演者:山中美来
- 共同研究者: 塩野谷純、小谷野香、進藤紗季恵
- 【目的】当院では現在3台の乳房撮影装置を使用している。今回この3台の装置を品質管理測定において比較し、装置特性を考慮した検査環境の整備を検討した。
【方法】PMMAファントム20mm、40mm、60mmをAutoで撮影し、得られた条件にて乳房撮影ガイドラインに乗っ取り、AGD・CNR・SCTF・ダイナミックレンジの評価を行った。
【結果】AGD:装置A(以下A)が最も低く、装置C(以下、C)が最も高い値を示した。CではPMMA60mmの時、急激に高い値となった。CNR:Cが高く、A・装置B(以下、B)は同等の値を示した。SCTF:同様の傾向を示した。ダイナミックレンジ:A・C・Bの順に高い値を示した。
【まとめ】装置特性を理解することにより、品質管理の測定値における装置間差の少ない検査環境の整備を行うことができたと考える。