一般演題Ⅲ 一般撮影②
Zoomミーティングルーム②
10:20-11:00
- AIポジショニング判断支援機能と一般撮影マネジメントシステムの連携による再撮影基準の検討
- 埼玉医科大学病院 中央放射線部
- 筆頭演者：西山 翔
- 共同研究者： 長嶋賢太、高橋 忍、平野雅弥、山﨑富雄
- 【背景・目的】膝関節側面像における再撮影の判断は撮影技師により差異が大きい。当院ではコニカミノルタ社製のAIによるポジショニング判断支援機能（Positioning
i)の導入および、一般撮影マネジメントシステム（RADInsight)との連携を行い、再撮影基準の適正化を目指した。
【内容・結果】0 mm～8
mmのズレのある膝関節側面像を用いて、技師20名にズレ量を判断させた。支援機能を用いた場合、使用しない場合と比べて実測値との差は小さくなり、当院における再撮影基準をより正確に判断できるようになった。また、ズレ表示機能の結果が好ましくない例や判断基準の差異についてRADInsightを用いたカンファレンスを実施し、再撮影基準の見直しを行なった。
【結語】定量的なズレ表示機能を用いた判断と、カンファレンスの実施によって、再撮影基準の適正化が見込まれた。
